人間関係学部
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学部案内 臨床心理学科

Psychology 臨床心理学科
臨床心理学科では、人間と人間関係上における複雑な相互作用・心の問題、 心の癒しにかかわる問題に対して、 洞察力と共感性、課題解決能力・スキルなどをもって対処できる力を養います。
「臨床心理領域」「発達臨床領域」「認知行動領域」「人間関係領域」をベースとしています。
●●●●●臨床マインドと課題解決能力●●●●●
スキルをもって21世紀に生きる人材を育成する。

【臨床心理領域】
臨床心理学、心理療法、メンタルヘルス、家族心理学、児童精神医学などを学び、心のケアについて理解を深めます。
【発達臨床領域】
学校臨床心理学、障害者・障害児心理学、高齢者心理学、発達心理学などを学び、学校や施設などの場面における幼児・児童・生徒の発達面の指導や、障害者・障害児の発達支援について理解を深めます。
【認知行動領域】
認知心理学、行動心理学、言語心理学、社会心理学などを学び、感覚と知覚、学習と記憶、言語、対人行動などのメンタルプロ セスについて基礎的理解を図ります。
【人間関係領域】
上記の三領域を横断する形で、広く哲学・文学・文化などをとおして、人間関係の理解を深めます。
【心理学と臨床心理学の基礎】
学部共通科目

REPORT
「心のスペシャリスト」に必要なものは、 確かな基礎力と、客観的なものの見方。
いじめや不登校、凶悪事件など人間関係上の問題がますます複雑多様化する現代。
新しく設置される臨床心理学科では、こうした心の問題に対し、臨床的・実践的な視点から専門的に研究し、解決方法を究明していきます。
李助教授による「ケースメソッド」では、箱庭療法や絵画療法といった実際の治療法を学生自身が体験し、実践力を身につけていきます。
臨床心理学科は、実践を学ぶ学科
箱庭療法や絵画療法は、心の病をもつ患者さんに非言語的な方法(箱庭をつくったり、絵を描いたり)を用いて心の状態を表現してもらうことで、治療を促進するものです。一回きりでその症状を分析するのではなく、何回か継続していく過程で、その表現がどのように変化していくかをみながら治療を助けていきます。
「もちろん授業の中ではそこまで追うことはできませんが、実際にやってみるとどんな感じがするかを学生自身に体験してもらうことはとても有意義です」と李助教授。学生たちも深い興味をもち、真剣な表情で取り組んでいます。
「臨床心理学は、治療を目的とした学問なので、治療的なことを実際に体験したり、その過程の変化を実践的に考えていくことが重要なのです」。
基礎力を重視。そして実践が生きてくる
「ケースメソッド 」は3年からはじまる授業で、学外授業や体験学習が中心。こうした授業は、広く基礎を学び、ある程度専門知識を身につけてはじめて生きてくるものといえます。
新設される臨床心理学科には「○○心理学」といった講義が数多くそろい、1・2年次に心理学の基礎をしっかり学べるという特長があります。「基礎力をきちんと身につけるのは大切なこと。もともと臨床の場面では応用力を問われることが多いので、基礎力が土台にないと実践的な取り組みができないわけです」。
興味の幅が広がる、奥深い学問
「臨床心理学科の設立で、臨床心理士をめざす学生がさらに増えると思います。社会が期待を寄せている職業でもあり、人々の関心も高まっているだけに、ここで学ぶ学生にはより専門的な知識と視点、そして周りに流されない客観的なものの見方を身につけてほしいですね」。
また、心理の専門職に就かなくても「臨床心理学は人間関係や家族関係、子育てなど、実際の生活に大いに役立つはず」と李助教授は言います。「哲学や宗教学、文化人類学、文学など人間の心に関連する領域にも広く関心をもてるのではないでしょうか。そういう意味でも、臨床心理学は深い学問といえますね」。
魅力的な講義が豊富で選択に迷うほど。体験学習も楽しみです。
現・心理学専攻 3年 小島章代さん/Kojima Akiyo
1年次に教養科目、2年次に心理学の基礎を学び、そして3年次に箱庭療法や絵画療法など専門的なことを学ぶ。1・2年次の授業の積み重ねで基礎力をしっかり身につけておいたから、今さまざまな実習に対してきちんと問題意識をもって臨めるのだと思います。夏休みの病院実習など、これからどんどん体験学習が増えるのでとても楽しみです。
将来は臨床心理士になりたいので、大学院に進むつもりです。椙山で心理学を広く学んでから、相手のことを客観的に見られるようになりました。家族にも「人のことを深く考えてあげられるようになったね」と言われたことがあります。やはり、さまざまな人の心の動きを学ぶので、人との接し方など成長しているのかな。

●取得可能な免許・資格
学芸員
児童福祉司(任用資格)
児童指導員(任用資格)
中学校教諭1種免許状(社会)
高等学校教諭1種免許状(公民)
認定心理士(申請資格)
※また、以下の資格の取得に向けての学習が可能です。
学校心理士補
応用心理士
発達臨床心理士
健康心理士
初級産業カウンセラー
臨床心理士
スクールカウンセラー
臨床言語士
精神保健福祉士
家裁調査官
児童自立支援専門員
●予想される進路
学校
官公庁
各種教育機関および児童相談所などでの相談業務
民間企業での人事および相談担当
病院および施設などでの心理的サービスv 家庭や地域での児童・生徒の心理的発達の指導
大学院への進学など