Sugiyama 椙山女学園
Sugiyama 椙山女学園
 
学部案内[心理学科]

こころの不思議に挑み、多彩な心理学を社会に生かす。

今日、消費者の価値観の多様化が進み、人の嗜好は個別化しています。これに対して企業は、心理学的アプローチを製品開発やブランディングに取り入れています。現在、こうした試みは他にも、まちづくりや環境政策など広範囲な領域で行われています。また、医療や福祉、教育の各分野では、人の心や行動に対する理解をさらに押し進めています。心理学科は、こうした社会ニーズに応え、多様な心理学の知見を社会に生かすことのできる人材の育成をめざしています。そのため心理学科の学生は、臨床、発達、行動などの幅広い心理学領域を総合的に学びます。そのうえで自らの関心や将来像に応じて選択したフィールドで、心理学を応用した場面を数多く体験し、応用力・実践力を養成していきます。

学びの特色

■心理学の幅広い知識と専門性
心理学の社会への応用を前提に、多彩な心理学の領域を横断的に学び、幅広い心理学の基礎を身につけるとともに、自らの関心や将来像に基づいて専門領域を学ぶ。
■ケースメソッドや演習による体験的な学び
ケースメソッド教育を導入し、多様なケース(心理学的事象や事例)を数多く体験し、討議し、解決の方法を導き出すことで、あらゆる状況に柔軟に対応できる人間関係力を育成する。
■卒業後は人とかかわる多様な分野で活躍
心理学と人間関係学を同時に学ぶことで、心理学の知識や人間への深い洞察力、共感力により、「公認心理師(対応予定)」や「臨床心理士」などの専門家はもちろん、人間にかかわるあらゆる分野で大学の学びを生かして活躍できる。

学びのながれ

■広い視点から心理学を学び、社会に生かす力を身につける

多彩な心理学の領域を横断的に学び、幅広い心理学の基礎を身につけるとともに、自らの関心に基づいて専門領域での学びを深めていきます。さらに、ケースメソッドなど体験的な学びを通して、どんな状況にも柔軟に対応し、課題を解決しうる実践力を養成。心理学が活用されるべき業界・領域が広がり続ける中で、臨床だけではなく、教育や福祉、企業の開発部門など、活躍の場は広がっています。

めざす資格・めざす進路一覧

目指す資格

取得可能な受験資格
●公認心理師(大学院修了もしくは実務経験2年が必要):対応予定

取得可能な資格
●認定心理士(申請資格)
●中学校教諭一種免許状(社会)
●高等学校教諭一種免許状(公民)
●司書
● 学校図書館司書教諭
●学芸員
●社会調査士
●児童福祉司(実務1年・任用資格)
●社会福祉施設の各種指導員(任用資格)

取得を応援する資格
●臨床心理士(指定大学院修了後)
●臨床発達心理士(大学院修了後)
●学校心理士(補)(大学院修了後)

目指す進路

●医療・福祉
[公認心理師(対応予定)] [臨床心理士][児童福祉司]
●教育・行政・コミュニティ
[国家公務員(心理職)] [地方公務員(心理職)][NPO・NGO職員][中学校教諭(社会)][高等学校教諭(公民)]
●産業・ビジネス
[企業の開発・マーケティング部門]
[企業の人事・労務・教育部門]
●金融・販売・サービス
[銀行] [保険会社] [証券会社]
[営業職] [販売職] [サービス職]
●大学院進学 など

 

カリキュラム

カリキュラムについては以下リンクをご覧下さい。

カリキュラム表 (pdf形式で表示されます)

授業紹介

心理学実験

人の心と行動をいかに科学するか、実験を通して楽しく体験。

写真:心理学実験

心や行動にアプローチする方法を学ぶ。

右の2つの図のうち、横線はどちらが長く見えますか?
定規で測ってみると、実は同じ長さであることが分かります。それでも長さが異なって見えるのは、端にある矢羽によって錯覚が起こっているためです。これは「ミュラー・リヤー錯視」と呼ばれ、錯視の起こる程度は、矢羽の角度や長さによっても異なります。「心理学実験」では、ほかにも知能検査、性格検査、鏡映描写など複数の心理学研究課題に取り組みます。実際に体験してデータを分析し、レポートにまとめる中で、人の心や行動に対して科学的にアプローチする方法について理解していきます。

自ら計画を立てて研究し、成果を発表。

実験は、少人数のクラスに分けて複数の教員が各クラスを担当。ティーチング・アシスタントとして大学院生が付き添い、個別相談にも対応するなど、きめ細かな指導・サポートを行っています。心理学を楽しく体験的に学びながら、人の心と行動を科学的に研究する態度とスキルをトータルに身に付けるカリキュラム。最終的には自分たちで研究計画を立てて研究を行い、成果を発表するスキルも養います。

 
ケースメソッド・非言語的な治療技法の体験実習
写真:ケースメソッド・非言語的な治療技法の体験実習

絵画や箱庭制作、ゲームや運動などの心理療法を実際に体験し、言葉とそれ以外の表現方法の相補性について理解を深めます。また、活動を通して完成させた作品を見ることで、自分や他者を客観的に見つめ理解する視点も養います。

ケースメソッド・児童養護施設のケース
写真:ケースメソッド・児童養護施設のケース

児童養護施設に毎週通い、ひとりの子どもと丁寧に関わります。子どものさまざまな態度をどう受け止め、どんな関係に発展させていけるのか。実習後の検討会で教員からアドバイスを受け、ディスカッションしながら理解を深めることで、心理学の知識をこころと身体で吸収します。

 

STUDENT'S VOICE

実験を通して心理学の奥深さ、面白さを体感。
心理学科4年 K.Yさん


前期には、実験法や調査法、観察法、検査法といったさまざまな研究法を体験的に修得。さらに、科学的レポートの書き方など、心理学研究を進めるうえでの基礎を学びました。後期には少人数のグループで自主的にテーマを設定し、私たちは「女子大生のLINEのプロフィール画像から見える性格と恋愛傾向」について研究。実験を繰り返す中で新たな発見もあり、改めて実験の重要性を知りました。また、1年間を通してじっくり実験に取り組むことで、物事を論理的に考える科学的な思考法も身につきました。

 

 
ページTOPへ