臨床心理学特講II
| 担当者 | 岡田 敦 |
|---|---|
| 学科 | 大学院 |
| 学年 | 1 |
| 開講期 | 後期 |
| 単位数 | 2 単位 |
| 開講日 | 後期 水曜日 4時限 後期 金曜日 6時限 |
※教員紹介へのリンクがない担当者は非常勤講師もしくは、他学部兼担教員です。
■授業内容
境界例や人格障害をめぐる諸理論や精神病理、心理療法上の問題点、留意点について、主として精神力動的立場から学習する。DSM-IVとカーンバーグの人格組織論のちがい、ガンダーソンの境界パーソナリティ論、コフートの自己愛人格論、マスターソンやアドラーの治療論などについての基本的な概念と理論、心理療法の実際(入院治療論をふくむ)やケース・マネジメント技法を広く学ぶことによって、彼らに役立つ援助法を探求してみる。
■授業計画
1.境界例概念について
2.伝統精神医学からの異常性格研究と精神病質論
3.精神分析的治療実践からの境界例概念の変遷
4.DSMにおけるII軸診断としての人格障害
5.精神力動論
6~8.自我機能と自我機制
9.カーンバーグの人格組織論
10.マスターソンやアドラーの治療論
11~13.治療の実際(1)~(3)
14.日本版ガイドラインについて
15.まとめ
■履修上の注意
つねに討論に参加できるように、関連文献(その都度指示、配布する)を読みこなし理解を深めていくことが望まれる。
■授業方法
講義形式で授業を進める。並行して、必読文献を各自で読みすすめ、レポート提出を課して問題点を深めていく。
■評価方法
受講態度とレポート課題をふくめて総合的に判断する。
■教科書
指定しない。
■参考書
マスターソン、J.F.『青年期境界例の治療』(金剛出版)、狩野力八郎『重症人格障害の臨床研究』(金剛出版)成田善弘編『人格障害』現代のエスプリ別冊(至文堂)、成田善弘編『境界性パーソナリティ障害の精神療法』(金剛出版)、Kernberg,O.『Borderline conditions and pathological narcissism』(Jason Aronson inc.)
■WEBページ
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