Sugiyama 椙山女学園
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人間関係論II(社会学的研究)

担当者 田村 雅夫
学科 大学院
学年 1
開講期 前期
単位数 2 単位
開講日 前期 月曜日 1時限/後期 水曜日 6時限

※教員紹介へのリンクがない担当者は非常勤講師もしくは、他学部兼担教員です。

■授業内容

授業では、まず人間と社会と人間関係という3つの基礎概念について概括的検討を加え、これら3つの概念は理論的には不可分の関係にあることを確認する。次に、身近な個人はより広範な社会事象との関わりにおいて成り立ちうるし理解しうることをピーター・バーガーらの所論を検討することによって確認し、その作業によって個人も社会事象も人間関係的現象として包括的に捉えられることを明らかにする。さらにそうした理解に基づいて、典型的な社会事象を取り上げ、それらをいわば社会学的人間関係論の視点から解釈し、そこにみられる人間関係上の問題や社会的問題を受講学生の関心に対応させつつ検討する。

■授業計画

1.イントロダクション
 授業の方針、内容の概略など
2.人間と人間関係への社会学的アプローチの特徴1(研究対象について)
3.人間と人間関係への社会学的アプローチの特徴2(研究方法について)
4.人間と人間関係への社会学的アプローチの特徴3(研究目的について)
5.人間関係的現象としての社会現象その1(社会的自己を中心に)
6.人間関係的現象としての社会現象その2(社会化を中心に)
7.人間関係的現象としての社会現象その3(制圧化を中心に)
8.人間関係的現象としての社会現象その4(社会的行動について)
9.人間関係的現象としての社会現象その5(社会構造について)
10.人間関係的現象としての社会の諸相その1(家族を中心に)
11.人間関係的現象としての社会の諸相その2(コミュニティを中心に)
12.人間関係的現象としての社会の諸相その3(社会階層を中心に)
13.人間関係的現象としての社会の諸相その4(社会統制を中心に)
14.人間関係的現象としての社会の諸相その5(現代社会論を中心に)
15.総括討論

■履修上の注意

この科目は、人間関係全般についての基礎的科目であるとともに、社会学領域の必修科目であるので、社会学領域の学生は一年次に必ず履修すること/
本研究科社会学領域での研究学習の起点となる必修授業なので、この授業によって人間関係への社会学的アプローチについての理解を確認し深めるとともに、それを自らの研究テーマの追究にどう活かすかを常に考えながら受講してほしい。

■授業方法

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■評価方法

授業におけるプレゼンテーションや討議の内容が50%、レポートが50%の割合で評価する。

■授業テーマ

現象としての社会と人間関係

■授業の到達目標/育成する能力

社会学の立場からすれば、およそ意味のある人間関係は、単なるその場の対人関係としてではなく、常により広い社会的コンテクストに位置づけられるものとして捉えられる。本講では、人間関係についてのこうした社会学的アプローチの基本的発想やそれを成り立たせる理論的パースペクティブを、現象学的社会学の立論を援用することによって確認する作業をおこない、それによって人間関係的現象についての高いレベルの理解力と洞察力と理論的分析能力を兼ね備えた研究能力を養うことを目指す。

■教科書

授業中に資料を配布する。

■参考書

ピーター. L. バーガー『現実の社会的構成』(新曜社)

■WEBページ

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