Sugiyama 椙山女学園
Sugiyama 椙山女学園
 
最終更新日: 2017-07-19

向井   一夫  [ むかい   かずお ]

写真:向井 一夫
教授

メッセージ:

私は「大学」を研究テーマとしています。といっても、古い大昔の大学のことを研究しています。大学というのは、ヨーロッパ中世に形成されたもので、約800年の歴史を持っています。中世になぜ大学という制度が誕生したのでしょうか。そのことは大学が成立する際の事情とかかわっています。
「大学」とは、もともと人と人との集まりを意味する言葉であり、実際、大学を意味する英語のuniversityあるいはcollegeは、組合、仲間を意味するラテン語が語源であり、学問を求めてやってくる人々の共同体、人と人との関係を示すものでした。現在のように講義室、研究室などの勉学の<場>を意味するものではなかったのです。教師たちと学生たちが助け合って、快適に勉学し、生活するために作られた共同体、関係体です。
大学に入学して、快適な人と人との関係をつくりあげてください。また、人と人との関係の重要さを改めて認識して下さい。

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■最近の研究テーマ

フランス高等教育システムの歴史社会学的研究
フランス第三共和政下の高等教育改革に至る過程を、とりわけ「大学」と高等師範学校を対象として分析し、改革の社会的要因、改革過程での諸勢力の錯綜、改革における知識人の役割などを探るなかで、フランスの近代的大学の特質と限界、フランス知識人界と高等教育との関連を明らかにする。

■研究業績

《論文》
  1. フランスにおける大学教員と高等師範学校―第三共和政下の文学部と理学部の場合を中心として―、篠田弘監修『歴史のなかの教師・子ども』、福村出版、pp. 300~312、2000
  2. フランス高等教育制度の二元的構造に関する歴史的考察‐1903年の高等師範学校のパリ大学への併合を事例として‐、椙山女学園大学人間関係学部『人間関係学研究』記念号、pp.229-239、2002
  3. エミール・デュルケームの<社会教育>論‐第三共和政下フランスにおける大学改革とのかかわりにおいて‐、『椙山女学園大学研究論集』第35号(社会科学篇)、2004年3月、pp.125~136
  4. フランスの文学部教授職に関する一考察‐19世紀のパリを中心として‐、『椙山女学園大学研究論集』第37号(社会科学篇)、2006年3月、pp.189~198
《著書》
  1. 新版 子どもの教育の歴史、名古屋大学出版会、pp.46~61、2008

■社会的活動又は学会活動

日本教育学会会員、教育史学会会員

■担当講義

科目名 学科 学年 開講期
人間論1人関・心理1前期
人間論2人関・心理1前期
人間論3人関・心理1前期
ケースメソッドIII人関・心理3前期
ケースメソッドIV人関・心理3後期
演習I人関・心理3前期
演習II人関・心理3後期
卒業論文人関・心理4通年
基礎演習人関2後期
人間形成の歴史I人関・心理2前期
人間形成の歴史II人関2後期
現代日本の教育人関・心理2後期
高等教育論人関3前期
教育学特講大学院1前期
教育史特講大学院1前期
 
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