最終更新日:
2010-07-23
山本 正和 [ やまもと まさかず ]

教授
メッセージ:
私は終戦後の昭和20年代初めに生まれたいわゆる「団塊の世代」です。子どもの時からいつも人数の多い集団の中で生き、1960年代終りから始まった大学時代も、私立大学の拡大期と重なって、大教室での大量の学生群の中で過ごしました。学生運動の爆発したその時代は、大教室からあふれ出て来る学生の群衆と、学生運動の激しい怒号の中で終始しました。常に大量の人々の間で生き、悩み、葛藤し、仲良くなり育って行ったように思っています。今、私立大学の教師となって、また私は大量の学生たちと出会っています。大教室で多くの学生に講義するスタイルは、私は自分の性分に合っていると思っています。多くの学生の間に在って、その大量の人間の中にこそ、自分とは何か、自己はいかに生きるべきかと、ひとり孤独を感じながら思いつめている若い学生こそ、私は大切にしたいと思っています。
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-■最近の研究テーマ
現代日本における三世代家族成立の論理
わが国の家族構造は、欧米諸国にくらべて、その高度な工業化の達成にかかわらず、家族の伝統的構造は強く存続していると言われている。その現われの1つは、親子の世代同居による多世代家族の存在であり、これは、容易に変動しにくい動向を示している。その動きの背後にある論理を、文部省科研補助金により工業地帯の労働者家族の調査を通して探っている。また、同じく工業地帯の労働者家族を、都市移住者の視角でその同郷的な結合の家族形成に及ぼす意味とその中に生起する家族問題に対する対応や都市内の自営業者家族の家族葛藤とその福祉課題について、実証的に解明することを目指している。
■研究業績
《論文》
- 家族構成の変動についてのノート、人間の探究(椙山女学園大学人間関係学部10周年記念論集)、pp. 143~162、1998
- 父親と家族(共編著)、比較家族史学会、シリーズ比較家族 第2巻、早稲田大学出版部、1998
- 高齢者の生活実態・・(沖縄)北部農村の事例・・沖縄県ヤンバル地方の高齢者の保健福祉に関する研究事業報告書(財団法人長寿社会開発センター委託事業)、pp. 103~116、2000
- 都市移住の論理と移住者の定着過程 東京市政調査会『都市問題』第91巻、第9号、.pp. 3~17、2000
■社会的活動又は学会活動
名古屋家庭裁判所家事調停委員(平成8年10月より)

