予算消化

年度末が近づいてくると恒例行事のように予算消化が始まる。今頃まで予算が残っているというのも奇妙な話なのだが、しかし、結構そういうことになる。そこで、年度末までに(というよりも、もっと前に事務上の締め切りがある訳だから、それよりも早い)予算を使い切ろうと言うことになってくる。
大学の予算も去りながら、行政の予算執行は年度末になると道路工事が増えて道路が渋滞するなどと言うのは、最たるものであろう。必要なことは予算消化であって、目的にかなうかどうかではない。財務省も研究を進めているようで、英国・ニュージーランドそしてオーストラリアがその研究対象のようである(
http://www.mof.go.jp/jouhou/soken/kenkyu/zk053.htm)。だが、「 本報告書の内容や意見は全て執筆者個人に属し、財務省あるいは財務総合政策研究所の公式見解を示すものではありません」と書いてあるには笑ってしまった。
確かに、オーストラリアの方が、たとえばアニュアルレビューほかによる情報開示が進んでいて、また、エージェンシー化が進んでいる。大学も予算の一律15%カットがあって機構改革をしたのは5−6年も前のことだ。我が日本は、ようやく平成16年度当初に国立大学法人が出発にこぎ着けた。私立大学への余波はもうすでにやってきているのだが、我が大学は、どう対処するのだろうか。

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このページは、杉藤重信が2004年1月29日 17:20に書いたブログ記事です。

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