Sugiyama 椙山女学園
Sugiyama 椙山女学園
 

歴史

担当者 石川 勝二
学科 人関・心理
学年 1
開講期 前期
単位数 2 単位
開講日 前期 木曜日 4時限

※教員紹介へのリンクがない担当者は非常勤講師もしくは、他学部兼担教員です。

■授業内容

ローマの歴史のアウトラインから歴史を学ぶ意義を知る(知識・理解)。そして過去は現代を生きるわれわれにどんな意味を持っているかを考える(思考・判断)。そのためには何を、どのように読むか、選択する力を持つこと(態度・志向性)、そして最後に、学んだこと、考えたことを文章で表現する(技能・表現)、以上の能力を鍛えること、これが本授業の目標である。また、使用する教科書には図表、写真、イラストが多く載っているので、これらの資料をどう読み、理解するかも学ぶ。

■授業計画

1.古代ローマの歴史の成り立ち、すなわち、王政、共和政、帝政を、それぞれの年代とともにそれぞれの歴史の概略を知る。
2.文学的史料、考古学的史料から見たローマの女性の地位を考える。
3.女性の地位についての1つの結論:娘は小さいときから大切に育てられたは、果たして正しいか?考える。
4.王政時代とはどんな時代であったか?(ローマの王政について参考書などで学ぶ)。
5.タルクィニウス・プリスクス王の妻タナクィルの活躍(教科書で具体的に)。
6.「奴隷女の子」セルウィウス・トゥリウス王をめぐる女性たち(教科書で具体的に)
7.セルウィウス・トゥリウス王の娘トゥリアの陰謀(教科書で具体的に学ぶ)
8.共和政時代はどんな時代か?(参考書などで学ぶ)。
9.共和政ローマは内にあっては貴族と平民との身分の違いから来る対立、対外的には周辺の敵との戦争があったことを学ぶ。
10.対外的な危機の中で苦悩した女性、ホラティア、クロエリア、コリオラヌスの母ウェトゥリアについて学ぶ(教科書で具体的に)。
11.貴族と平民の政治的平等を実現させたファビアを学ぶ(教科書で具体的に)
12.市民の間の平等を実現させようとした改革者グラックス兄弟とその母コルネリアについて学ぶ(教科書で具体的に)。
13.アウグストゥスの元首政と女性たち。(1):「賢母」リウィアについて学ぶ(教科書で具体的に)。
14.アウグストゥスの元首政と女性たち。(2):「賢妻」大アグリッピナについて学ぶ(教科書で具体的に)。
15.総括:ローマの女性の地位は低かったか?それとも高かったか?(授業において一緒に考える)。

■履修上の注意

これまでにどんな歴史の授業を受けてきたか、問わない。 まっさらな気持ちでこの授業を受けて構いませんし、その前提で指導する。/
歴史とは何かを常に考えることが重要です。そして歴史的事実は、あくまでも一つの判断であって、決して固定されたものではない、人によって、また時代によって変わり得るものであることを知ることが重要です。つまり固定観念にとらわれずに、柔軟な頭で考えることが大切です。

■授業方法

-

■評価方法

筆記試験によって授業内容の理解度、歴史的事実の判断力、理解し判断したことを文章で表現する能力を評価基準とする。

■授業テーマ

古代ローマの歴史で女性が政治に果たした役割を明らかにする

■授業の到達目標/育成する能力

(1)非常に長いローマの歴史を時間として見る。(2)古代ローマの歴史の成り立ち、すなわち王政、共和政、帝政とは何かを知る。(3)ローマの女性が果たした役割を考える。育成する能力としては、本を読み知識を多く持つとともに、何が重要かを考える能力を磨く。

■教科書

石川勝二『古代ローマの女性と政治』(オン・デマンド印刷、価格700円。最初の授業の際に注文方法を説明する)

■参考書

フランソワ・イナール『〔新版〕ローマ共和政』(石川勝二訳、白水社、文庫クセジュ)。これ以外は授業の際に紹介する。

■WEBページ

-

 
ページTOPへ