Sugiyama 椙山女学園
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ケースメソッドIII

担当者 佐川 佳之
学科 人関・心理
学年 3
開講期 前期
単位数 1 単位
開講日 前期 金曜日 2時限

※教員紹介へのリンクがない担当者は非常勤講師もしくは、他学部兼担教員です。

■授業内容

このケースメソッドでは質的研究から教育を理解することを目指す。具体的には質的調査の成果物であるエスノグラフィー(民族誌)を取り上げてみたい。エスノグラフィーとは、ごく簡単に言えば、ある文化についてフィールドワークによる調査の成果報告、あるいはその文化を生きる人々の経験や世界観を詳細に記述した著作である。これまで教育学分野においては、学校、教師、生徒、若者文化、不登校問題、フリーター、ニューカマーといったテーマについて、エスノグラフィーによる記述の手法を用いた論文や著作が発表されてきた。そこではある教育の現場を生きる人々の実態がリアルに描き出されている。授業では、文献講読を通じて、現場の人々の視点から教育の問題を理解する方法の意義を考えていく。また質的研究のトレーニングの一環として各自が簡単な調査を行い、レポートを作成してもらう。

■授業計画

1.ガイダンス
2.質的研究と教育
3.学校文化と生徒文化
4.地元と居場所
5.ライフヒストリーからみる教育
6.若者文化と労働
7.不登校問題
8.これまでの議論の整理と各自の調査について
9.質的調査の方法(1):インタビュー
10.質的調査の方法(2):フィールドワーク
11.質的調査の方法(3):映像
12.レポートの作成について
13.調査計画について(1)
14.調査計画について(2)
15.まとめ

■履修上の注意

授業外の作業(読書やレポート作成など)が求められるので、その点は充分に留意すること。

■授業方法

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■評価方法

ワークシート・発表の内容(25%)、議論への貢献度(25%)、レポート(50%)で評価する。

■授業テーマ

質的研究からみる教育

■授業の到達目標/育成する能力

【授業の到達目標】質的調査による教育研究の意義と課題について理解する。
【育成する能力】思考・判断、技能・表現

■教科書

特に指定しないが、場合によっては新書や文庫の購入を求める。

■参考書

小田博志2010『エスノグラフィー入門―〈現場〉を質的研究する』春秋社
佐藤郁哉2006『フィールドワーク―書を持って街へ出よう』(増補版)新曜社
志水宏吉1998『教育のエスノグラフィー―学校現場のいま』嵯峨野書院

■WEBページ

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