Sugiyama 椙山女学園
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社会科・公民科の指導法I

担当者 西口 正文
学科 人関・心理
学年 2
開講期 前期
単位数 2 単位
開講日 前期 水曜日 1時限

※教員紹介へのリンクがない担当者は非常勤講師もしくは、他学部兼担教員です。

■授業内容

社会科および公民科の授業づくりに実践的に取り組むことのできる力量の基礎を築くために、社会科教育及び公民科教育の目標や学力観、授業研究の方法について習得する。
教科教育としての「社会科」教育・「公民科」教育をめぐっては、過去にも現在にもその性格や目標に関する見解に対立があるのを見ることができる。この教科の形成および存在をめぐる論争的議論が続いているのである。このことに留意しつつ、学習指導要領の記述内容を検討することから出発して、カリキュラムの創造・授業の創造がどのようにして可能となるのか、そのための条件を探るところに焦点を合わせて、考え深めていく。

■授業計画

以下に記すのはあくまで計画であり、教員を交えた学び手たちの相互行為の過程では、大いなる変更も生じ得る。
そのことは、授業が一方的な伝達行為ではなく、そこに集う者の間の対話であろうとする場合には、当然に想定されることだ。
1.近代・現代社会における人間の社会化、社会化と学校教育
  社会生活における個人性と共同性、組織的人間形成と公民的資質
2.学校教育における教科としての「社会科」・「公民科」の性格をめぐる論争点
3.社会科教育・公民科教育の目標---その1《正統派の見解》
4.社会科教育・公民科教育の目標---その2《異端派の見解》
5.社会科教育・公民科教育の内容および方法…カリキュラムの構成・創造に向けて---その1《正統派の見解》
6.社会科教育・公民科教育の内容および方法…その2《異端派の見解》
7.学力観と評価方法
8.授業研究の方法…こども・教師・教材の動的統合を念頭に置いて---その1[公害と環境倫理を主題にして]前半
9.授業研究の方法…こども・教師・教材の動的統合を念頭に置いて---その2[公害と環境倫理を主題にして]後半
10.授業研究の方法…その3[南北の経済格差を主題にして]前半
11.授業研究の方法…その4[南北の経済格差を主題にして]後半     
12.授業研究の方法…その5[平和維持のためには軍備が必要かを主題にして] 
13.授業研究の方法…その6[国際社会の平和のための秩序を主題にして]     
14.授業研究の方法…その7[性別役割分業の再生産を主題にして]      
15.授業研究の方法---その要諦---を振り返る     
上記の順序に従って進めるが、特に「授業研究の方法」に多くの時間配当をする。

■履修上の注意

特記事項なし/
ハウ・トゥーとしての(小手先のテクニックとしての・手練手管としての)指導法ではなくて、<学ぶに値する=教えるに値する>知や徳とは何なのか、常に意識しよう。

■授業方法

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■評価方法

主としてレポートにより、授業全体を通じて中心をなす論点についての理解および思考の展開内容・質を重視して評価する。正解主義ではなく、学び手それぞれの独自性や創造性の帯びた発想を重んじる。

■授業テーマ

社会科・公民科の授業を創るとは

■授業の到達目標/育成する能力

教科としての社会科・公民科について、授業研究の方法的基礎を探り獲得すること /批判的思考・判断

■教科書

指定しない。

■参考書

見田宗介『現代社会の理論』(岩波新書)、高橋哲哉『靖国問題』(筑摩書房)、文部科学省『中学校学習指導要領』(東山書房)、文部科学省『高等学校学習指導要領』(東山書房)、石井建夫編『最新中学公民の授業』(民衆社)

■WEBページ

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