Sugiyama 椙山女学園
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社会の理論

担当者 田村 雅夫
学科 人関
学年 2
開講期 前期
単位数 2 単位
開講日 前期 木曜日 3時限

※教員紹介へのリンクがない担当者は非常勤講師もしくは、他学部兼担教員です。

■授業内容

授業では、この「個人と社会の関係」という基本的テーマを軸として社会科学および社会学における社会概念の理論的発展の基本的な流れを跡づけることによって、「社会」についての社会学的イメージへの展開を、その理論的課題の継承・批判・発展として説明してゆく。

■授業計画

1.イントロダクション
 授業の方針、講義の進め方、受講に際しての注意点、講義内容全体の概略など
Ⅰ「社会」の発見と社会学
 2.社会への経験的アプローチについて
 3.社会への科学的アプローチについて
 4.社会学の成立とその原問題について
Ⅱ「個人の集まりとしての社会」の探究
 5.社会学理論誕生の歴史的背景について
 6.社会契約説の社会観について
 7.功利主義の社会観について
 8.原子論的社会観の特徴について
Ⅲ「客観的なものとしての社会」の探求
 9.有機体論的社会観の台頭とその特徴について
 10.デュルケムの社会観(社会の客観主義的説明)について
 11.デュルケムの社会観(社会の全体論的説明)について
 12.社会への機能的アプローチについて
Ⅳ「主観的なものとしての社会」の探究
 13.社会的行動への主観主義的アプローチについて
 14.社会的現実の主観主義的解釈理論について
 15.まとめと補足

■履修上の注意

授業は学生が授業内容についてノートをとることを前提におこなうが、単なる板書の写しではなく、耳で聞いたことやそこで自分が考えたことも含めて、講義内容を自分なりに記録するという主体的な受講態度がこの授業では重要である。また内容についてわからないことや疑問点があれば、授業後、直ちに質問にきて確認しておくこと。/
この授業の基本的テーマは「社会」であり、われわれの生活はこの「社会」と不可分に営まれている。それゆえ受講学生には、授業内容をどのように自らの生活や周りの人々の生活を考える際に活かせるかを考えながら受講すること、を期待する。

■授業方法

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■評価方法

自筆ノートのみ持ち込み可の形でおこなう筆記試験の結果で評価する(100%)。筆記試験は事前に課題を提示してそれについての考察を求めるレポート型の試験なので、そのもっとも重要な評価の基準は、問題として出された課題についていかに自分で深く考えたか、そしてそれを答案に適切に表現できたかである。

■授業テーマ

社会と個人の関係の探求

■授業の到達目標/育成する能力

人は皆、社会の中で生きている。ではそこで言う「社会」とは何か?一見単純なこの問いに十分な答えを与えることは実は容易ではない。社会とは何かを説明するという課題への探求は、まずは「社会」に向かい合う「個人」としての自分を自覚するところから始まる。しかし一方で我々は、生活の中で社会と不可分に結びつけられている自分を認めざるを得ない。社会学はこうした緊張関係の中で「個人」について、「社会」について、その不可分な関係について考え抜く営みの中から成立した。本講ではこの社会についての社会学的知見の理論的エッセンスを理解すること、さらにはそれによって自分や人々の現実の社会的有り様を深く考察して様々な社会現象について適切な判断をおこなう能力を養うことを目指す。

■教科書

なし

■参考書

なし

■WEBページ

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