Sugiyama 椙山女学園
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認知心理学I

担当者 増井 透
学科 心理
学年 2
開講期 前期
単位数 2 単位
開講日 前期 水曜日 1時限

※教員紹介へのリンクがない担当者は非常勤講師もしくは、他学部兼担教員です。

■授業内容

認知心理学とは、私たちが世界をどのように理解するか、実験的方法を用いて研究する領域である。日常生活における何気ない知覚や記憶などの認知情報処理が、いかに複雑で精緻なプロセスであるかを体験的に理解することを目的とする。なぜ世界は見えているように見えるのか(錯視)、歪んだ文字でも読めるのはなぜか(パターン認識)、逆さメガネを掛けるとどうなるか(順応)、色はどのような心理的効果をもつのか(色彩心理)、なぜ二人の話しを同時に聞けないのか(選択的注意)、意識下の刺激の効果は本当にあるのか(サブリミナル効果)、イメージは頭の中の絵なのか(メンタルイメージ)など、おもに感覚・知覚から記憶の領域にかけてのさまざまな現象をとりあげ、現象の体験を通して、いかにわれわれが外界と積極的にかかわっているかを最新の認知モデルで理解する。

■授業計画

1.認知心理学イントロ
2.知覚の世界:「かたち」から「形」へ
3.知覚の世界:錯視を体験してみよう
4.知覚の世界:トップダウン処理とボトムアップ処理
5.イメージの世界:イメージは頭の中の絵か
6.イメージの世界:イメージを操作する
7.イメージの世界:イメージの障害
8.情報の在処:アフォーダンス
9.色彩の心理:色のもつ意味
10.色彩の心理:色彩の力
11.色彩の心理:色彩を利用する
12.意識と無意識:潜在的認知とサブリミナル
13.意識と無意識:単純接触効果
14.意識と無意識:意識は遅れてやってくる
15.認知心理学まとめ

■履修上の注意

この授業(認知心理学Ⅰ)では知覚から記憶にかけての領域を扱い、認知心理学Ⅱでは記憶から思考までの高次機能を扱う。どちらかでも実験的アプローチや認知心理学の枠組みは学べるが、全体像を知るには両方受講することが望ましい。/
認知心理学で扱うテーマは日常生活の中にいくらでも発見できる。授業で学んだ内容をフィードバックしてみると、映画の「マトリックス」や「インセプション」のように世界の見方が変わるかもしれない。

■授業方法

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■評価方法

定期試験を行う(60%)。授業内で随時行う実験や調査、課題への協力態度(40%)を加味する。

■授業テーマ

人間の認知行動がどのようなもので、どのような特徴をもつのかを、知覚から記憶にかけての領域を中心に考える。とくに無意識の認知の重要性について論じる。

■授業の到達目標/育成する能力

【知識・理解】【態度・志向性】私たちは認知プロセスを通して世界を認識し適応している。私たちの認知の仕組みや特徴が世界を決めているともいえる。世界は私たち自身が作り上げているものであるということの意味を理解し、認知プロセスの特性を学ぶことで人間について考える視点を広げる。

■教科書

授業内で必要に応じて指示する。また資料を配布する。

■参考書

授業内で必要に応じて指示する。また資料を配布する。

■WEBページ

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