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文学(日進)
担当者 | 平野 順雄 |
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学科 | |
学年 | 1 |
開講期 | 前期 |
単位数 | 2 単位 |
開講日 | 前期月曜日3時限 |
※教員紹介へのリンクがない担当者は非常勤講師もしくは、他学部兼担教員です。
■授業内容
プラトンは理想国家から「詩人を追放するべきだ」と説いた。一方、アリストテレスは文学の「カタルシス作用」を説いて、文学は良いものであると弁護した。古代ギリシャの話である。それ以後文学はどのように見られて来たのだろうか。これを辿る。あわせて、ホメロスの『オデュッセイア』からダンテの『神曲』まで、すなわち、古典古代のギリシャからイタリアルネサンス期までの傑作を概観する。
■授業計画
1.イントロダクション
2.プラトンの詩人追放説
3.アリストテレスのカタルシス論とその後
4.トルストイの『芸術とはどういうものか』
5.サルトルの『文学』とテリー・イーグルトンの批評
6.ソフォクレス『オイディプス王』
7.フロイトの「エディプス・コンプレックス」論
8.ソフォクレス『コロノスのオイディプス』
9.フロイト「小箱選びのモチーフ」
10.シェイクスピア『リア王』
11.ホメロス『オデュッセイア』
12.アイスキュロス『オレステイア』三部作
13.ダンテ『神曲』
14.シェイクスピア『マクベス』
15.レポート作成についての注意
■履修上の注意
一見歯が立たないような作品を教師とともに味読しましょう。
■授業方法
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■評価方法
レポート70%、平常の授業への取り組み30%の割合で評価を決める。授業への取り組みは、積極的に質問する、意見を述べるなどして、授業の活性化に貢献したかどうかを評価します。レポートでは、対象とした作品の骨格が正確に把握されているかどうか、また、「印象深い箇所を引用し、なぜ印象深いと思ったか」という設問に対して、作品を味わい深く読んだことが伝わるように表現されているかを、評価の基準とします。
■授業テーマ
文学~プラトンからシェイクスピアまで~
■授業の到達目標/育成する能力
文学の世界とはどのような世界であるのかを、実例を挙げて紹介する。文学を理解し味わうための基礎力を育成する。同時に他の国の文学は何を開拓してきたのか、理解するきっかけになることを期待している。
■教科書
指定しない。
■参考書
指定しない。
■WEBページ
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