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文学(日進)
担当者 | 冨田 和子 |
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学科 | |
学年 | 1 |
開講期 | 前期 |
単位数 | 2 単位 |
開講日 | 前期月曜日3時限 |
※教員紹介へのリンクがない担当者は非常勤講師もしくは、他学部兼担教員です。
■授業内容
『武家の女性』には、幕末の水戸藩の下級武士の家に生まれ育った女性の思い出話をもとに、武士の家庭と女性の日常の暮らしが、テンポのよい美しい文章でいきいきと描き出されている。本講義では、主に日常の生活の中で見落とされがちな生活者の美意識を汲み取っていく。
■授業計画
1.ガイダンス、はしがき
2.お塾の朝夕
3.主婦の日々
4.手習い子として
5.お縫子として
6.きもの
7.身だしなみ
8.食べもの
9.すまい
10.遊びごと
11.親類のおばさんたち
12.結婚と離婚
13.子年のお騒ぎ
14.受難時代
15.維新と女性
■履修上の注意
日本文学に関心をもつ学生の受講が望ましい。教科書、ノート類を忘れないように持参する。
■授業方法
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■評価方法
課題レポート(50%)と平常点(授業態度・小課題の提出)(50%)で評価する。
〈レポートの評価観点〉
・課題の理解(出題の意図を理解している)
・内容の論理性(序論本論結論に一貫性がありわかりやすく、客観的根拠を用いた説得力ある文章になっている)
・日本語の正しさ(誤字・脱字・文法の誤りがない)
・体裁(参考文献の明記他、指定された体裁どおりになっている)
〈平常点(授業態度・小課題の提出)の評価観点〉
・当該ページを予習してある。
・わからない言葉はすぐに辞書で調べる等、積極的に参加する。
・小課題は〈レポートの評価観点〉に同じ。
レポート課題の内容、提出方法は、講義内で説明する。
■授業テーマ
『武家の女性』をよむ
■授業の到達目標/育成する能力
日常生活の中で見落とされがちな日本人の美意識を汲み取ることができる。
■教科書
山川菊枝『武家の女性』岩波文庫
■参考書
授業内で適宜紹介する。
■WEBページ
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