Sugiyama 椙山女学園
Sugiyama 椙山女学園
 

心理(日進)

担当者 塚本 恵信
学科
学年 1
開講期 後期
単位数 2 単位
開講日 後期木曜日1時限

※教員紹介へのリンクがない担当者は非常勤講師もしくは、他学部兼担教員です。

■授業内容

心理学は「心=行動の仕組み」の理解を目指す科学である。本科目では心理学の主要な領域における基礎的な知見や理論について学修する。授業では,まず人間行動の基礎として,環境を理解する「感覚・知覚」や行動を形成する「学習」,情報を処理する「記憶」や行動を促す「感情」「動機づけ」の仕組みや機能を学ぶ。そして「発達」や「社会」における心理的な影響を学び,さらに「知能」や「パーソナリティ」のとらえ方や「臨床」におけるアプローチを学ぶ。これらの学修を通して,人間行動の心理学的な理解のあり方について考える。

■授業計画

1. イントロダクション
2. 感覚・知覚の心理学
3. 学習・行動の心理学(1)レスポンデント行動
4. 学習・行動の心理学(2)オペラント行動
5. 注意・記憶の心理学(1)記憶の仕組み
6. 注意・記憶の心理学(2)記憶の働き
7. 感情・動機づけの心理学(1)感情
8. 感情・動機づけの心理学(2)動機づけ
9. 発達の心理学(1)発達の原理
10. 発達の心理学(2)発達の過程
11. 社会・集団の心理学(1)対人認知
12. 社会・集団の心理学(2)社会的影響
13. 知能・パーソナリティの心理学
14. 臨床の心理学
15. 総括

■履修上の注意

教科書を持参しノート(メモ)をとること。私語や途中入退室による迷惑行為を厳禁する。
※課題は遅延なく提出できるように時間の余裕をもって作成・提出すること。

■授業方法

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■評価方法

期末試験(約70%)および課題(約30%)によって総合的に評価する。暗記の産出ではなく適切な理解と考察を求める。受講状況が劣悪な場合は減点評価する。
※期末試験の評価観点:基本的な概念や理論を適切に理解していること/答案の構成に論理性があり記述の体裁や文法が適切であること。
※課題の評価観点:授業内容を的確に理解して考察されていること/適切な体裁・文法で記述されていること。

■授業テーマ

心理学の基礎を学ぶ

■授業の到達目標/育成する能力

心理学の基礎を学び,人間行動の適切な理解のあり方を知る。
心理学の主要領域における基礎的な知見や考え方を説明できることを目指す。

■教科書

樫村正美・野村俊明(編著) 『医療系のための心理学』 講談社

■参考書

板口典弘・相馬花恵(編著) 『ステップアップ心理学シリーズ 心理学入門 こころを科学する10のアプローチ』 講談社
伊藤正人(編) 『現代心理学―行動から見る心の探究』 昭和堂
鹿取廣人・杉本敏夫・鳥居修晃(編) 『心理学』 東京大学出版会
無藤隆・森敏昭・遠藤由美・玉瀬耕治(著) 『New Liberal Arts Selection 心理学』 有斐閣

■WEBページ

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