Sugiyama 椙山女学園
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地理(日進)

担当者 石川 慶一郎
学科
学年 1
開講期 前期
単位数 2 単位
開講日 前期火曜日3時限

※教員紹介へのリンクがない担当者は非常勤講師もしくは、他学部兼担教員です。

■授業内容

地理学は、人文地理学・自然地理学・地誌に大別される。この授業では、人文地理学の基礎的概念や用語について概説するとともに、人文地理学が人文・社会現象をどのように記述・説明してきたかについて紹介する。これらについて理解することを通して、地理学的な見方や考え方を習得するとともに、自分や他者の生活がどのような「空間」をつくり出しているか、また、「空間」からどのような影響を受けているかについて想像する力を養う。

■授業計画

1.イントロダクション(地理学とはどのような学問か?)
2.地理学の基礎的概念1(空間・地域・場所)
3.地理学の基礎的概念2(立地と集積)
4.地理学の基礎的概念3(認知と行動)
5.人口・経済と地理学1(フォーディズムと都市圏の形成)
6.人口・経済と地理学2(ライフコースと郊外化)
7.人口・経済と地理学3(デイリーリズムと都市構造)
8.人口・経済と地理学4(国土計画と工業立地)
9.人口・経済と地理学5(経済のグローバル化と都市再開発)
10.人口・経済と地理学6(ライフコースの多様化と再都市化)
11.社会・政治と地理学1(階級とジェントリフィケーション)
12.社会・政治と地理学2(エスニシティと集住)
13.社会・政治と地理学3(ジェンダーと都市空間)
14.社会・政治と地理学4(秩序と都市計画)
15.社会・政治と地理学5(国家と都市)

■履修上の注意

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■授業方法

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■評価方法

コメントシートと授業中の小課題:50%、期末レポート:50%

〈コメントシートと授業中の小課題の評価観点〉
・授業内容の理解、出題の意図の理解
・授業参加への積極性
・問題提起への積極性

〈期末レポートの評価観点〉
・出題の意図の理解
・内容の論理性
・内容のオリジナリティ
・体裁

■授業テーマ

人文地理学の基礎を学び、多様な人間生活を想像する

■授業の到達目標/育成する能力

人文地理学の基礎的概念と知識を理解する。現代社会の諸現象について、人文地理学の概念や用語を使って、批判的に説明したり、解釈したりできるようになる。様々な地域やスケールの人文・社会現象と自身の生活との関係について想像できるようになる。

■教科書

指定しない

■参考書

神谷浩夫著(中澤高志編集協力)(2018年)『ベーシック都市社会地理学』ナカニシヤ出版.
竹中克行編著(2015年)『人文地理学への招待』ミネルヴァ書房.
中澤高志(2019年)『住まいと仕事の地理学』旬報社.
藤井 正・神谷浩夫編著(2014年)『よくわかる都市地理学』ミネルヴァ書房.

■WEBページ

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