Sugiyama 椙山女学園
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統計の世界(日進)

担当者 増田 淳矢
学科
学年 1
開講期 後期
単位数 2 単位
開講日 後期木曜日1時限

※教員紹介へのリンクがない担当者は非常勤講師もしくは、他学部兼担教員です。

■授業内容

統計学には統計データの基本的な性質を明らかにする記述統計と少数のデータから全体像を推測する推測統計の二分野がある。この授業では特に推測統計を重視して、母平均の推定・検定方法について授業を行う。

■授業計画

1.データの整理の仕方(データのグラフ化と度数分布表)
2.真ん中とは(中央値・最頻値・平均)
3.データのばらつき(分散と偏差値)
4.二変量のデータ(相関と回帰分析)
5.確率1(確率の考え方と離散型確率変数)
6.確率2(積分と連続型確率変数)
7.確率3(確率の平均と分散)
8.確率4(正規分布の利用の仕方)
9.推定(標本平均を利用した区間推定)
10.仮説検定1(仮説検定の考えた方と母平均の検定方法)
11.仮説検定2(両側検定と片側検定の違い)
12.分散の推定(カイ二乗分布と母分散の信頼区間)
13.仮説検定3(T分布と分散が未知の場合の仮説検定)
14.仮説検定4(平均値の差の検定)
15.仮説検定5(独立性の検定)

■履修上の注意

この授業は統計学の授業のため、どうしても数学的知識を必要とする。高校数学の数I・数II程度の知識が必要になることがあるため、適宜復習しておくこと。

■授業方法

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■評価方法

筆記試験 100%
(授業の到達目標に対応して)
<評価観点>
・与えられたデータから特徴を掴むために必要な基本統計量を計算でき、そのうえで、統計データの特徴を説明できる
・現実の事象を確率事象として捉え、近似的に確率関数や密度関数で記述し、その特徴を説明できる。
・適切な仮説を設定して仮説検定の検定統計量を計算し、仮説の棄却・採択を判断し、検定結果がどのような解釈なのか説明できる。
・適切なデータを取得して、仮説検定・信頼区間を行い、統計分析ができる。

ただし、期末試験の点数が悪い場合には宿題を加味する(期末試験60%、宿題40%)。

■授業テーマ

統計的推測と統計データの利用方法について

■授業の到達目標/育成する能力

統計データを用いて、現実社会の様々な現象を分析できるようになることを目標とする。

■教科書

教科書は指定せず講義資料をGoogle Classroomにて配付する。

■参考書

森棟公夫著『教養 統計学』(第3版東洋経済新報社2010年)
豊田利久他著『基本統計学』(新世社2012年)

■WEBページ

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